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40代からのソムリエ試験 ワイン概論② ポイントまとめ

こんちには。しましま眼鏡です。
しましま大好きの40代サラリーマンです。

40代ですがソムリエ試験にチャレンジすることにしました。一次試験合格に向け勉強したことをメモにまとめていきますのでご参考にしてください。間違っているところがあるかもしれませんがよろしくお願いします。

ワイン概論①ポイントまとめ

ワインの分類

1.醸造法による分類

ワインは醸造法の違いにより4つに分類される

①スティルワイン
◆アルコール分9〜15%
◆赤、白、ロゼ、オレンジ

②スパークリングワイン
◆20℃におけるガス圧が49kPa以上の炭酸を有する

◆一般的に3気圧(300kPa)以上のガス圧をもったものである
それ以下のガス圧は弱発泡性ワインに区別される
◇弱発泡性ワイン
フランス ペティヤン Petillant

ドイツ  パールヴァイン Perlwein

イタリア フリザンテ Frizzante

③フォーティファイドワイン
醸造工程中にブランデーまたはアルコールを添加してアルコール分を15〜22%程度まで高めたもの
味にコクがでる 保存性も高くなる。
スペイン シェリー Sherry
ポルトガル Port wine、 Madeira
イタリア マルサラ Marsala
フランス VDN VDL →このなかでも知名度が高いもの ピノーデシャラント Pineau des Charentes

④フレーヴァードワイン
ワインに薬草、果実、甘味料、エッセンスなどを加えたもの
ヴェルモット Vermouth ハーブとスパイス
リレ Liller 果実とスパイス
レッチーナ Retsina 松脂
サングリアSangria 果実とスパイス



2.品質による分類

①テーブルワイン
日常飲用ワイン。大量生産

②指定地域優良ワイン
品種や産地などが指定されている。品質についても厳しい指定がある

ワインに関するEUの規制

1962年に共通市場制度を誕生

1.品質分類

1992年 A.O.PとI.G.PがEUの農産物を対象に誕生
2009年 ヴィンテージからワインも対象になった

A.O.P Appellation d’Origine Protegee アペラシオンとはワインの「戸籍」「履歴書」のこと
・品質と特徴が特殊な地理的な環境に起因する
・指定地域内で栽培されたぶどうのみから醸造する
・生産は指定地域内
・原料はヴィティス・ヴィニフェラのみ

I.G.P Indication Geographiqec Protegee
・生産地に起因する品質、名声、特徴がある
指定地域内で栽培されたぶどうを85%以上使用する
・生産は指定地域内で行う
・原料はヴィティス・ヴィニフェラ種 及び ヴィティス・ヴィニフェラ種と他の種の混雑種

2.ラベル表記

主な義務表示事項

・カテゴリー(ワイン、V.D.Lなど)
・A.O.P、I.G.Pのワインはその表記
・アルコール度
・原産国
・瓶詰め業者名
スパークリングワインは残糖量の表示

主な任意表示事項

・収穫年:記載するには少なくとも85%その収穫年からのぶどうを使用しないといけない
・ぶどう品種:単一のぶどう品種を記載するには少なくとも85%使用していなければならない
・スパークリングワイン以外の場合は残糖量の表示
・A.O.P、I.G.PのEUのシンボルマーク
・生産者に関する記述

3.栽培地域のゾーン区分

ゾーンはAからCまでありAが寒くてCが暖かい

・Zone A :ドイツ
・Zone B:フランス(ロワール、アンザス、シャンパーニュ)
・Zone CⅠ:フランス(ボルドー、ブルゴーニュ)イタリア北部、スペイン
・Zone CⅡ:フランス南部、イタリア、スペイン
・Zone CⅢ(a):ギリシャ、キプロスの一部、ブルガリの一部
・Zone CⅢ(b):フランス(コルス)、イタリア南部、スペイン、ポルトガル、ギリシャの一部、キプロス

<大陸性気候>
・昼と夜の気温の日較差、夏と冬の気温の年較差が大きい。ヴィンテージ差がある(ブルゴーニュ)

<海洋性気候>
・気温の日較差が少ない。降水量が多く湿度が高い。成熟期が長く続く(ボルドー)

<地中海性気候>
・温暖で乾燥している。夏は日照に恵まれた乾燥した気候。ワイン用ぶどうに有利な条件
生育期間中、雨も少ないので病気も少ない
(南フランス、スペイン、イタリアなど地中海沿岸エリア、オーストラリア、カリフォルニア、チリ)

 

しましまめがね
ソムリエ試験勉強の参考になれば幸いです。


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