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電験二種二次試験は1問あたりの解答時間は30分で解くこと

こんちには。しましま眼鏡です。
しましま大好きの40代サラリーマンです。

仕事のキャリアアップや転職や独立を考え資格を取得したいと考えている方は多いと思います。40代から電験二種を目指し一次試験合格後、二次試験:一発合格した経験から二次試験の解答時間のペース配分を記事にします。40代から電験二種を目指す人の参考になればと思います。

 

・電験二種二次試験の出題数および出題形式
・1問あたりにの解答時間
・素早く自信をもって解答できる問題を見極める
・電力・管理の攻め方
・機械・制御の攻め方

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電験二種二次試験の出題数および出題形式

電力・管理

電力・管理の出題数は6問あります。科目の内容は「発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気施設管理」となっております。水力、火力、原子力及び特殊発電、変電、送電、配電に関する電力及び故障計算など

機械・制御

機械・制御の出題数は4問あります。科目の内容は「電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御及びメカトロニクスに関するもの」となっております。直流機、誘導機、同期機、変圧器等の構造及び動作原理についての学習自動制御及びパワーエレクトロニクスの特性及び原理など

1問あたりにの解答時間

電力・管理

電力・管理の出題数は6問あり、その中から4問選択し解答します。試験時間は120分ですので1問あたりの解答時間は30分となります。4問×30点=120点満点となります。1問の中に小問が3〜5問あります。小問1の答えを用い小問2を解くという形式もあるので1問づつ確実に解く必要があります。

機械・制御

機械・制御の出題数は4問あり、その中から2問選択します。試験時間は60分ですので1問あたりの解答時間は電力・管理と同じく30分となります。2問×30点=60点満点となります。1問の中に小問が3〜5問あります。小問1の答えを用い小問2を解くという形式もあるので1問づつ確実に解く必要があります。

素早く自信をもって解答できる問題を見極める

電力・管理、機械・制御とも1問あたりの解答時間は30分となります。問題は記述式ですのでマークシートのように素早くできません。時間が足りませんので設問を見て解きはじめたら後戻りできません。パッと見たとき自信をもって解答できる問題を見極めないといけません。二次試験は範囲が広いので私はある程度、出題頻度が高いと思われる問題に絞り勉強をして得意問題を増やしていきました。

電力・管理の攻め方

6問中、4問を解答すればよいということと、科目内容が「発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気施設管理」であるということから私なりの攻め方として何を極め何を捨てるか以下に記します。

送電線路及び配電線路を極める

三心ケーブルの静電容量や充電電流、地絡事故時の電磁誘導電圧、短絡電流や地絡電流やたるみなど。ある程度はパターンがあり類似問題を解けるように極めていきます。このあたりの問題が出たらラッキー!と思えるくらい練習しました。過去問中心に勉強しました。

電気施設管理を極める

電験三種でも出題される負荷率や需要率、不等率は電験二種の二次試験にも出ます。公式を思い出せば比較的少ない時間で得点を稼げるようになります。ただし、記述式ですので式の説明など採点者に分かるように答案をかかないと得点が稼げないと思いますので答案を書く練習も忘れずに練習しました。

発電所及び変電所の設計及び運転は5割くらい

水力発電、汽力発電、ガスタービン発電の代表的な問題くらい網羅する程度にしていました。電験三種の復習的な感じもあるので過去問のなかから苦手な問題を半分くらい抜き出し練習していました。

論説問題はキーワードを覚える

電力・管理は6問中、4問を解答すればよいですが、4問とも計算問題とは限らないです。また、出題された計算問題のすべてが得意な問題とも限らないので論説問題もある程度解答できるようになった方がいいです。私の場合は[電気書院のこれだけ電力・管理二次試験ー論説編ー]を使い、その中から章ごとの[要点]を寝る前に目を通すことを日課にしました。電験三種も受験していますし、電験二種一次試験の電力科目も勉強しているのでそれなりに論説が書けそうな得意分野が見えてきます。分からなくても白紙は得点に結びつかないのでNGです。間違ってもいいので何かしら箇条書きで書くことが重要です。最悪は経済性や安全性など話を膨らませて書けば近しい答えになると思います。

機械・制御の攻め方

4問中、2問を解答すればよいということと、科目内容が「電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御及びメカトロニクスに関するもの」であるということから私なりの攻め方として何を極め何を捨てるか以下に記します。

自動制御を極める

私の見た範囲では自動制御は毎年出題されます。伝達関数を求めたり、定常偏差を求めたり、安定条件を求めたり、ゲインを求めたり。ある程度のパターンが決まっています。自動制御はとにかく過去問をたくさん集めて解いて解いて極めます。私の場合は試験が開始したら迷わずに自動制御から着手すると決めていました。

電気機器(変圧器・誘導機・同期機・直流機)を極める

変圧器>誘導機>同期機>直流機のような感じの勉強時間の比率で勉強しました。電気機器(変圧器・誘導機・同期機・直流機)は鉄損、銅損、効率、すべりやトルクといった電験三種で勉強したことプラスαで解ける問題が多いです。ある程度パターンがありますので勉強しやすいです。ポイントは等価回路を何度も書くことです。ここで電験二種二次試験で分からなくなった場合は、電験三種の類似問題の解説を見ると理解できることがありますの。電験二種の勉強なのに電験三種の問題を解くというのは遠回りな気がすると思いますがそんなことはないです。

パワエレ・メカトロニクスは捨てる

パワエレ好き(得意)の人は極めればよいと思いますが、私はパワエレを勉強しましたがダメでした。4問中、2問解答すればよいので自動制御を極めればパワエレを捨てても問題ないと判断しました。昇降圧チョッパや整流回路、インバーターにコンバーター。問題集の解答ページが波形で解説してくれていますが波形のイメージがまったくつきませんでしたので途中からパワエレは捨てて自動制御や変圧器・誘導機・同期機・直流機といった電気機器に注力しました。メカトロニクスは過去問にほぼ存在しないので捨てました。メリハリも重要です。

 

しましまめがね
電験二種の二次試験は1問あたり30分以内で解答できるように練習しましょう
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