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社会人学生のメリット10選

こんにちは。しましま眼鏡です。
しましま大好きの40代サラリーマンです。

昼間サラリーマンをしながら学生になろうと考えている人に向けて
工業高等専門学校(高専)卒の私が過去に昼間会社に行きながら
夜間大学・大学院で学んだ経験をお伝えたいと思います。

社会人学生のメリット10選

 

1.人脈やネットワークが広がる
2.体系的に専門知識を学ぶことができる
3、多様な教養科目を学ぶことができる
4、学び意識が高い人が多く勉強意欲が向上する
5、考えの幅が広がる
6、教授陣から人生の糧となる話を沢山聞ける
7、論文を書くことで人に伝えるスキルを身に着けることができる
8、学割が使える
9、大学卒業資格がもらえる
10、資格が取得できる

人脈やネットワークが広がる

就職すると家と会社の往復でクローズドな人間関係に陥りがちです。毎日同じ人と会話や話題でなかなか会社以外の人と人脈を広げるのが難しいですし地方から東京に就職した私にとっては周囲に友人もいないので人脈は狭かったです。
一方、社会人学生になると会社と家に加え、大学に通う多種多様な人や教授陣など非常に人脈がオープンにどんどん広がっていきます。昼間サラリーマンをしている人やパートで学費を稼いでる人、公務員や弁護士・弁理士、社長までいました。年齢層もバラバラで多種多様な人材の宝庫です。

どんな人が社会人学生の同級生かはこちらのページを御覧ください

卒業後も連絡を取り合いお世話になっています。

体系的に専門知識を学ぶことができる

やはり夜間大学に通う目的として専門知識を体系的に学ぶことができる点にあります。電気関係の会社に転職したいと考えていた私は理系の工学部に通っていましたが基礎から学んでいかないと、なかなか理解できない科目が多かったと記憶しています。
そうしたなか科目毎に体系的なカリキュラムになっていたのでとても理解できました。理系の学部ならではと思いますが、実験と授業があるということが理解を更に深めてくれます。授業で理論や現象はなんとかイメージできますが、実際の機器がその理論や現象を通じどのように作用するのかなどの専門知識はその後、資格試験にチャレンジするとき大いに役に立ちました

多様な一般教養科目を学ぶことができる

一般教養科目がおもしろい。専門学校と大学の違いは一般教養科目の豊富さにあると思っています。一般教養は人文学、社会科学、自然科学などからなる教養科目で主に大学1〜2年生のときに履修する人が多いです。社会人学生は1年生から入学する人もいれば、3年生から編入する人もいます。仮に3年生から編入しても一般教養は履修することが可能ですので私は高専にはかなった一般教養科目も可能な限り履修しました。
特にサラリーマンになって会社や社会のことが少しわかってから経済のことなど仕事に直結できる知識を得ることは専門知識を得ることと同じくらい効果がありました。高専のときは”役に立たない”と思っていた一般教養ですが社会人になってから授業を受けると目からウロコの知識の宝庫です。

一般教養の科目がどんなものがあるかはこちらを御覧ください

学び意識が高い人が多く勉強意欲が向上する

社会人大学生は様々なバックボーンがあります。夜に大学に通おう!と一歩踏み出した人達の集まりです。大多数は自分で学費を払い何らかの目的を持って通っていますので学びに貪欲な人々です。チャイムがなったら教室の前の席から順番に埋まっていく光景にはびっくりした記憶があります。
そのような学びに貪欲な人々と同じ教室で学びながら勉強のことや将来の目標などについて話をしていると自然に刺激を受けて自分自身の勉強意欲も更に向上していきます

考えの幅が広がる

多種多様な人が集まる場で勉強したり、実験したり研究したり、将来の目標を話すとき考え方のアプローチや結論を導く方法が人によって違うなと感じました大きく違うと感じたのは文系出身者と理系出身者の違いです。私は中学校を卒業してから高専に入学し、それから周囲の人は理系の人が多い環境で育ちました。大学に入ると文系出身者も数名います。高校の2年生ころから文系を選択し数学や物理を選択してこなかった人です。
すごいな!と感銘を受けたところは文章を読む力が非常に高いことです。言葉の意味、定義、解釈など何が書かれているか読み解くことで高度な微分や積分の”意味”を理解することができるのです。あとは数式を使って数字を入れて計算するだけです。高校のときに数学や物理を授業で習ってないとは思えませんでした。このように色々なバックボーンや考えの違う人との関わりのなかで自身の考えの幅も自然と広がっていきました

教授陣から人生の糧となる話を沢山聞ける

現役学生よりも教授陣の方が年齢が近い人もいます。教授陣も様々なバックボーンがあり、ずっと大学でそのまま教授になった方、企業の研究所で研究員をされたあと大学で教授をしている方など様々です。私は企業で努められたあと教授になった方に大変お世話になりました研究の進め方はもちろん、教授がサラリーマン時代の仕事の進め方や家庭円満の秘訣などいろいろな話を沢山聞くことができました。特に授業終わりに行く居酒屋での話は人生の糧となる話題にあふれていました。上司部下の関係でないのが良かったと思います。

論文を書くことで人に伝えるスキルを身に着けることができる

サラリーマンになって論文って仕事で一度も書いたことがありませんでした。高専時代は最終学年の5年生のときに論文を書くことが義務付けられていいましたが、何の研究をしたか記憶がないくらい理解しないまま論文っぽいものをなんとか書いて卒業しました。私が所属した研究室は大学の卒業研究論文に加え、学部では学会論文投稿と学会発表を1つ以上行うのが慣例になっていました。
研究したことを人に伝えるって難しいと改めて感じました。文章をつくっては教授から赤ペンで修正をもらい、また文章を編集しては教授から赤ペンで修正をもらうことを何度となく繰り返し、ようやく論文の形になったことを覚えています。特に私を苦しめたのが論文の要旨(アブストラクト)を英文で書くことでした。

学割が使える

学生割引って年齢関係なく使えるんです。大学に通う学費は家計の大きな負担になりますので学割は非常にありがたいです。通学定期や博物館や美術館なども学割料金で利用できました。映画も学割がありますので安い料金で普段の勉強の疲れを癒やしてました。

大学卒業資格がもらえる

これを目的にしている人も多いと思います。転職の際の履歴書を強くするためだったり、弁護士さん・弁理士さんなどは顧客獲得につながったりと様々と思います。正直、あこがれのキャンパスライフはほぼなく過密なスケジュールのなかやっと手に入れることができるのです。大学の卒業式に卒業証書を授与したときは大きな達成感がありました。

資格が取得できる

学部や学科によりますが、卒業するだけで資格をもらえたり、受験資格を手に入れることができたり、会社の実務経験で資格がもらえる権利を得ることができたりします。正直、いるかな?と思う資格もありますが取得できる資格を全部取得しても、1つも取得しなくても学費は同じですので履修計画の可能な範囲で取得しました。

私が卒業した大学で取得できる資格情報はこちらを参照ください

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資格の種類いよっては、いくつか指定の一般教養科目を履修していないといけないものもありますので履修計画は念入りにした方がいいです。



まとめ

社会人学生になってよかったと思えたメリット10選をご紹介しました。

 

1.人脈やネットワークが広がる
2.体系的に専門知識を学ぶことができる
3、多様な教養科目を学ぶことができる
4、学び意識が高い人が多く勉強意欲が向上する
5、考えの幅が広がる
6、教授陣から人生の糧となる話を沢山聞ける
7、論文を書くことで人に伝えるスキルを身に着けることができる
8、学割が使える
9、大学卒業資格がもらえる
10 資格が取得できる

今回の記事が皆様の”一歩踏み出す”きっかけとして
少しでもお役に立てば幸いです
記事を見て頂きありがとうございました。

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