こんにちは。しましま眼鏡です。
しましま大好きの40代サラリーマンです。
子供の高校のPTAに立候補したら単身赴任をしながらPTAの役員の学年代表を3年間した経験のなかから
全私研に2回参加し得られたこと3選をお伝えしたいと思います。
全私研に参加しない?と誘われたのはPTA役員の学年代表になって1年目の夏でした。
全国私学夏季研究集会というのが正式名称で全国私学夏季研究集会の頭文字をとって全私研と呼称しています。全国の私立の幼稚園、中学、高校などの先生、父母、生徒が集まって、授業や父母懇談に関すること、不登校や生徒会の活動のことなど多岐にわたるテーマがあり、20以上の分科会がありそこで研究テーマの発表がありそこで学んで活動のヒントを得ることができる学びの場のことです。
・先生方の学びの姿勢に感動する
・PTA活動の重要性に気づく
・個人の学びになる
先生方の学びの姿勢に感動する
個人の学びになる先生方の学びの姿勢に感動する全国私学夏季研究集会(全私研)とは全国私学夏季研究集会(全私研)とは、非常に歴史ある研究集会であり、約1,000人の全国の私立学校の先生方や父母、生徒が集まり行われます。記念講演にはじまり、その後20以上の分科会に別れ、レポート発表等による研究会が3日間続きます。宿泊を伴う参加者も多くいますので宿泊施設が充実している地で開催します。
分科会は、各学校の課題に対する取り組み報告や課題解決の好事例などのレポート発表があり、レポート発表後はその事例に対して参加者が意見や質疑をすることができます。好事例を持ち帰ろうと真剣に熱い意見交換している姿を肌で感じました。
先生が勉強している姿って見えないものです。私自身、各教科の先生方はその道の専門家なので自身の知識を生徒に教えればよいと単純に考えていました。どうやったら生徒に理解してもらえるかなど真剣に課題解決に向け全国の学校の事例を吸収していました。サラリーマンも自己啓発で勉強会に参加したり資格を取得したりしますが、それと同じ世界が先生の世界にもありました。全国の若い先生方が集まる分科会もありました。先生の業界は詳しくないですが、サラリーマンは同じ会社の同期では集まって悩みを相談することはありますが、他企業に就職した若手と学びについてコミュニケーションする機会がないのでこうした全私研という場は羨ましいです。
PTA活動の重要性に気づく
「父母・地域との共同」という分科会でPTA活動のレポート報告を行う貴重な機会を頂きました。PTA役員の立場として父母の立場として娘の通う学校のPTA活動を全国の先生や父母や生徒が参加する場で報告する機会は大変貴重でした。せっかくの機会ですので、レポート報告を聞いていただく人へ何か一つでも気づきが得られるように(持ち帰れるように)レポートのコンセプトや獲得目標など骨子を決め、細部を仕上げて当日を迎えました。
仕事と違い、PTA活動は専門分野ではないので沢山調べました。娘の通う学校の歴史、学校とPTA組織との関係、PTA活動で他校と比べ特徴的なことなど先生方にも協力をいただきながら徹底的に調べました。レポート報告をまとめたり当日レポート発表をするなかでPTA役員の学年代表としての当事者意識が格段に醸成されたことに加え、PTA活動の重要性に改めて気づく機会となり父母が全私研に参加することは大変有意義であると感じることができました。個人の学びになる学校教育の方向性について興味関心が高まる全私研参加にあたり20以上の分科会の中からどこに参加するかは個人の判断に任されていました。いろいろと悩んだ結果、「いろいろな学びと教育課」「職場闘争・組織の強化と拡充」の分科会に参加しました。当時10年ぶりに学習指導要領改定の作業が進められているという状況でした。そうしたなか、私立学校の建学の精神に基づいた学校教育やカリキュラム課題や、課題解決に向けた授業の取り組みや教育を行う足元の基盤である先生方の職場課題についても理解を深めることがPTA役員として父母として重要ではないかと思い選びました。
昨今世間で進学実績やスポーツ実績などが強調され、建学の精神に基づいた教育による生徒の人格形成が十分に出来ていないことに疑問を持ち、悩みを抱えながら、10年ぶりの学習指導要領改定にどのように向き合うか試行錯誤している先生方のことを知ることができました。また授業や部活等が多忙で、職場の一体感醸成に費やす時間を確保できていない学校の事例も目の当たりにし現状の厳しさや学校づくりの難しさを知る機会となりました。10年ぶりの学習指導要領改定を受けて娘の通う高校のカリキュラムがどのように変わるかについてPTA役員として、父母として目を向けるべきであると感じました。先生っていう雇用形態について詳しくなる先生って全員学校から雇われているサラリーマン社会で言う正社員と思っていましたが実際には、サラリーマン社会の正社員である専任講師の他に、常勤講師、非常勤講師がいるということを全私研に参加し知ることができました。会社でも正社員の他に派遣社員やパート、アルバイトなど様々な雇用形態がありますので先生の社会でもそうした雇用形態の違いがあっても不思議ではないなと改めて感じました。専任講師、常勤講師、非常勤講師、各々の先生方がご自身の働き方に合わせ柔軟に選んでいればよいのですが、私学の学校経営上の問題で専任講師になかなかなれず悩んでいたり、処遇に不満をかかえていたりと先生の世界も大変であることに詳しくなります。全私研の分科会ではこのような先生方の雇用形態に関する課題の議論も行う分科会があります。私もいくつかのレポート発表を聞きました。
先生の社会は労使という言い方をするかは分かりませんが、会社社会も労使関係がよくないと会社の成長も無いと思います。学校も学校経営側と様々な雇用形態の先生らも関係が良好な学校は生徒への教育も良好なものであると思いますので、そのような関係の学校になってほしいと父母の立場でも思います。子供の高校選びについて考えるようになる子供の高校選びって進学実績やスポーツ実績などに目がいってしまいます。
学習指導要領改定を受けてどのようなカリキュラムにしようとしているのかとか高校を選ぶときは見えないものです。学校経営側と様々な雇用形態の先生らの信頼関係が高い学校を選びたいです。全私研などに参加して貪欲に多くの学びを得ようとしている学校や先生のいる学校に入学させたいなと今では感じています。すでに子供は高校を卒業していますので今更ですが。
個人の学びになる
仕事にも活かすことができる気づきがあるまずは、学びに貪欲な先生方に強い刺激を受けます。自身の仕事ももっとやらねばという気持ちの変化がありました。
仕事面においては年齢的にマネジメントをしたり後進の育成をする機会が多くあります。組織をまとめる、教えるという意味では先生方もクラスをまとめたり授業を教えたりと共通するところがあります。最新の教え方や今の子供(数年後に社会人になる生徒)への教え方の変化など知ることができ、会社で新入社員への教育プログラム策定においては短い時間で深い学びにつなげることができるような教育プログラムを組み立てるかを考えるヒントを全私研で得ることができました。
組織マネジメントについては、クラスの生徒を一つにまとめるクラス通信が学年通信といったメッセージの発信について興味関心をひくような発信方法の好事例は全私研で学んだものを参考にしています。
まとめ
子供の高校のPTAに立候補したら単身赴任をしながらPTAの役員の学年代表を3年間した経験のなかから全私研に2回参加し得られたこと3選をお伝えしました。もし全私研に参加しない?と誘われた場合は是非!と声を上げ参加したら様々な気づきを得られると思います。
・PTA活動の重要性に気づく
・個人の学びになる
今回の記事が皆様の”一歩踏み出す”きっかけとして
少しでもお役に立てば幸いです
記事を見て頂きありがとうございました。
こんにちは。しましま眼鏡です。しましま大好きの40代サラリーマンです。子供の高校のPTAに立候補したら単身赴任をしながらPTAの役員の学年代表を3年間した経験をお伝えしたいと思います。 PTA役員の選出方法[…]