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電験二種二次試験 解答用紙の書き方(機械・制御_R1_問4)

こんちには。しましま眼鏡です。
しましま大好きの40代サラリーマンです。

40代から電験二種を目指し一次試験合格後、二次試験に一発合格した経験から機械・制御の解答用紙の書き方を過去問を参考に解説します。二次試験はマークシートではないので解答練習は本番と同じ用紙で練習をすることをオススメします。

二次試験の解答用紙の特徴

解答用紙はB4裏表の用紙が電力・管理は4枚、機械・制御は2枚配布されます。B4裏表なのでB54ページ分ですが、4ページ目は「記入しないこと」と明記されていますので解答はB5、3ページでおさめないといけません。記述式なので計算過程を記入する必要がありますが詳しく書きすぎるとB5、3ページでは不足してしまいます。これば日頃からノートではなくB5、3ページの実際の答案用紙に記入する訓練を繰り返し行うことをおすすめします。
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多少サイズ感違うと思いますが練習用としてお使いください。A4でプリントアウトし黒い太枠がB5の大きさになります。

令和元年(2019年)機械制御 問4の問題

自動制御の問題で小問が3問あります。

本番と同じ解答用紙の書き方

B5、3ページに解答を記入しないといけないので各々の小問についてどれくらいの行数が使えるか予想してから解答用紙に書きはじめます。どれくらいの行数を使い答えに導けるかは練習して感覚をつかむしかないです。

(1)閉ループ伝達関数W(s)を求める

まずは内側のフィードバックループ(マイナーループ)のG(s)を求めてからW(s)を求めます。自動制御の解答は分数の括線を沢山書きますので定規があると見やすいです。分数を書くだけで1〜2行使います。採点者に分かるよう書くのがポイントです。答えがどこか分かるように下線を引いて(答え)と書くようにしています。(1)を解答するのに12行使いました。

(2)K1及びK2の値とその他の特性根を求める

特性方程式を用いて求めます。(2)はK1とK2と特性根の3つを解答する必要がありますので計算結果を整理して解答を書き下線を引いて採点者に解答の数値が分かるように書きます。(2)を解答するのに14行使いました。

(3)単位インパルス応答y(t)を求める

(2)の解答を③式に代入して求めていきます。途中式にナンバリングしておくと、○式に代入するといったように計算の途中経過が分かりやすく採点者に伝わります。Y(s)を逆ラプラス変換すると記入してからy(t)の答えを書くようにします。逆ラプラス変換をすると書くか、逆ラプラス変換の記号で表現します。(3)を解答するのに22行使いました。最終問題の解答を書くスペースが無くならないようにしないといけないです。

最終ページ

ここには記入しないこと。という記載があるので何も書きません。

まとめ

本番と同じ用紙を用い解答練習することで問題の小問も含めB5、3ページ内に解答する練習ができます。記入できる行数が予めイメージできると、計算過程でアピールして記載する部分、省略する部分など配分できるようになります。特に1行が1cmであることで文字がついつい大きくなってしまい、練習当初はB5、3ページ内に収まらないことがありますのでノートではなく実際の解答用紙を同じ用紙で練習しましょう。

今回の記事が皆様の”一歩踏み出す”きっかけとして
少しでもお役に立てば幸いです
記事を見て頂きありがとうございました。

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